有限会社土肥製作所は、段ボール、紙器機械専門の搬送コンベア等を製造するメーカーです。私たちは、”ものづくり日本”の精神を受け継ぎ、自然豊かなここ「長野」で昭和41年に創業し現在に至ります。
いつしか、インターネットの普及により、物流の成長と共に段ボールへの需要も多くなり、同時にパッケージの形状や印刷にも多種多様の仕様が混在し、それに応じて機械も変わってきました。
私たちは、工場において手間がかかるような非効率的な工程を改善し、生産性向上頂けるよう、ご要望に合わせた特別なダンボール搬送機器を設計、製造いたします。生産ラインのオートメーション化、生産効率向上は”土肥製作所”にお任せください。
従来は、ローラーコンベアーを並べて人間が手で押したり、フォークリフトを使用していました。人間が手で押す場合、人員がかかり、シートとシートの間に入るスペースが必要で、何より作業の危険性が伴います。フォークリフトを使用する場合でも、走行するためのスペース確保やコストが必要となります。
そこで、お客様に合わせてシートを運ぶところから必要な場所に材料を供給するところまで全て自動で行える自動搬送システムを製造しています。
お客様からは、「元々のスペースに対して現状のスペースが1.24倍も増え、同じスペースの中で効率よくシートストックができるようになった」との声を頂いています。
段ボール印刷も精度が求められていますが、飲料関係の段ボールでは特に基準が厳しいため、位置調整装置が大変重要になってきます。
そこで、シートの端から見える識別用の印刷を見て「今何ミリずれているか」を判断しながら常に微調整を行い、位置ずれ誤差が約0.5mm以内かを検査しています。場合によっては取り除いて通常ラインに入らないようにすることも可能です。
機械による自動洗浄は、便利な反面細かい部分も関係なく処理してしまうため、細かいところがかけてしまうことがあります。現在は、印版の一つ一つがものすごく細かくなっているので、小さい文章の文字の一部分でもハンコがかけてしまっていると使用できなくなります。
そこで、人間がハンコの状態を目視しながら手加減して洗浄できる機械を製造しています。上から水を出す仕組みのため、省スペースも実現しています。
ある企業様では「ハンコはお客様からお預かりしている財産だから大切に扱いたいので、人間が手で洗う習慣をつけなければいけない」との想いから印版洗浄器をご利用頂いており、現在の累計出荷実績は80台に達しています。
弊社の製品はほぼオーダーメイドでお造りしております。製品に関しましては設計図がございますので、改良依頼などございましたらアフターサービスにて対応させて頂きます。
※ご要望によっては部品手配のお時間などを頂く場合がございます。
